お店の場所と入り口

大森駅から徒歩3分。変わった名前のお店、「葡萄の牙」に行ってきました。

大森北一ハイツの飲み屋が並ぶ通りに、こちらも狭い飲み屋風の入り口。
狭いカウンターが並び、奥の方にテーブル席があるようですが、
人数が多くなければ奥には通さない感じですね。

飲み物

ワインのお店みたいですが、やはり最初は生ビール（500円）が飲みたい。

お通し（500円）は、スーパーフルーツトマトとキャベツの千切り。
ああ・・・、このしょぼいお通しを見て先行き微妙に不安な感じが・・・。
一気にテンションが下がってしまったのは言うまでもありません。
なんでしょうか、なぜにお通しにもう少し手を加えていただけないのでしょうか。

お料理

お肉を焼くのに時間がかかりそうだったので、簡単メニューをまずは注文。
アスパラベーコンのソテー（700円）。

えっ・・・。この盛りつけ、そしてこの醤油な感じの味付け。700円にしてこれかぁ。
アスパラは下の方はスジだらけで飲み込めず。（無理矢理飲み込みましたが・・・。）
普通ピーラーで外側の皮剥くでしょ！？と怒りまで芽生えました。

気を取り直して、和牛ランプステーキ（100ｇ）1400円を。岩塩とわさびが付いています。

これは脂部分が少なくておいしいですね。堅いけど。そういう部位なんでしょう。

それから、食べログで「食べるべき一品」として紹介されていたブルーチーズピザを
注文していました。しかしどう見てもオーブンで焼いている様子はなく、もちろん
釜なんかもありません。

そしてカウンターの中をよくみてみると、フライパンとガスバーナーで焼いていました。
ブルーチーズピザ（1200円）。ちょこっと入っているメープルシロップがビンで出てきます。

ぱりぱりの堅い生地にブルーチーズの匂いが。メープルシロップをかければ
とてもおいしいです。ブルーチーズの香りにつられて他のお客さんも注文していました。

カウンターは満席状態。どうやら常連さんばかりのようで、居心地が悪かったです。
常連さんばかりでも居心地のよいお店もあるんですけど、ここは違いました。

早く帰りたくて、さっさとお会計です。

総評

足を踏み入れた瞬間に、「あ、やっちゃったかな」という印象がありました。
狭い、古いというのは問題ないのですが、椅子の座る部分がバリバリと破けていたり、
エアコンのフィルターに1cm弱ほどのねっとりとした何かがこびりついていたり、
「おいしくいただけるのかしら」という疑問をまず感じます。

常連さんのような方たちはとても楽しそうに過ごしていらっしゃいましたので、
新規の方はお呼びじゃないのかなと思いました。

会計後、「ごちそうさまでしたー！」と外に出ると、お店のご主人が一緒に外まで
見送りしてくれて、「ありがとうございました。」とニッコリ微笑んでくれました。
それだけが何故かとても印象に残り、「頑張ってください。」と思いました。 

お会計

お通し500円ｘ2＝1000円
生ビール600円ｘ2＝1200円

アスパラベーコンのソテー 700円
和牛ランプステーキ（100ｇ） 1400円
ブルーチーズピザ 1200円

合計 5,500円（税込）

お会計係のお小言

・工夫のない料理の数々・・・。
・家庭料理がコンセプトではないけど、家でできる感満載。
・ステーキもただの焼いた肉って感じで。
・お店の都合見え見えで、お財布にゆとりがある人向けなお値段設定。
・ワインを売りにしているのに、紙ナプキンなし。
・肉を食べてワイングラスにべったり脂をつけろってこと？
・よくある個人が趣味で好き勝手に始めてしまったようなお店

特に美味しくもないし、満足感もまったくないので、二度と行かないです・・・。